こんにちは。ディレクターの堂園です。
昨年11月韓国にて行われた、アジア各国の映像制作者がテレビの未来について話し合う国際会議
「日韓中テレビ制作フォーラム」に参加してきました。
実は私、今回が初韓国。しかも4年ぶりの海外。
押し入れから引っ張り出した埃まみれのパスポートを携え満を持して韓国の玄関口、金浦空港に降り立ちますが・・・
到着してすぐフォーラム主催が用意した貸切バスに乗車。首都ソウルをすっ飛ばし
韓国入国から1時間後には、郊外都市パジュ市にあるフォーラム会場に座っていました。
その間、感じられた‘韓国感’はバスの車窓から見えるハングルの道路標識ぐらい。
出張って案外時間に追われて地元感を味わえなかったりします・・・。
今回のフォーラムは日本、韓国、中国を中心とした映像制作者100名ほどが参加
会議の形は基本各国代表者が壇上でディスカッションをして、その他参加者がそれを聞くといったスタイル。
ネットフリックス作品のプロデューサーや、ドキュメンタリー監督など世界の第1線で活躍するクリエイターが、
映像コンテンツの未来について熱い議論を交わし、番組制作に携わる身としてとても刺激を受けた会議でした。
ちなみに気になるのは言語問題。
登壇者はそれぞれ自身の母国語で話し、会議では日本語、英語、韓国語、中国語が飛び交うのですが・・・
こちらの耳に取り付けた通訳レシーバーで同時通訳されるので
日本語しかできない私でも会議の内容はばっちり把握できました。
←通訳ブース
夜は参加者の全員でディナータイム。
ビュッフェ形式で食事をしながら、各国の制作者が意見をぶつけ合ったり、
共同制作の可能性を模索したりする場です。
しかしディナーでは主催者側の同時通訳はつきません。
語学力を持ち合わせていないこの場では致命的なステータスである私の
強い見方は
翻訳アプリの「Papago」。
会話認識機能もあり、かなりの精度で翻訳してくれます。
このアプリのおかげでなんとか、はるばる韓国まで来て
異文化交流ができないという事態を避けることができました。
文明の利器に感謝です。
実は私、このような国際会議に参加するのは初めてだったのですが、
国によっての映像コンテンツの考え方の違いに刺激を受けたのと同時に、
痛烈に感じたのは「言葉の壁」。
今回は翻訳アプリとノリでギリギリなんとかなりました(?)が、
自分で話せればもう少し深い話ができたな
と少し反省。
本気で外国語勉強しようと思いました。
ちなみに今回私が初めて韓国に来たことを実感できたのは、
ディナー後、2次会で食べたソウルのサムギョプサル。
めちゃくちゃおいしかったです。